2020, 宮城県高校総体女子サッカー非公式サイト

2020年度インターハイ

今更ですが、コロナ禍により全国大会も宮城県大会も中止となりました。何ら更新もしてないままでしたが、このままにしておくの区切りがつかないというか、前に進めないというか、記録としての継続性がなくなるというのもあり、多少の経過なりなんなりを書いておくべきでしょう、と思うので書いてます。ちょうど県大会が始まるのがこの時期だというのもありますが。。

まず、日本での状況ですけど、季節性インフルエンザでは2019年の1-3月で3000人程度が亡くなってます(なんと1日50人以上「インフル死者」が日本で急増する不気味)。コロナはどうでしたっけ?

これを書いている今日は、5/17ですが、700人を越えた程度です(新型コロナウイルス国内感染の状況)。封鎖の効果なのかもしれませんが、インフルの方が断然多いのが事実です。

罹患するとインフルより相当苦しいとも聞きますが、何かおかしいと思いませんか?世界と比較して、なぜか妙に日本はうまく抑え込んでいる、とも言われますが、結論としては、うまく付き合っていくしか今のところありません。根絶できればいいのは当然ありますが、相手だってどんどん進化していくわけですから、そうそう簡単に行く話でもありません。効果的な治療法、あるいは予防ワクチンができなければ、秋になっても来年になっても、10年経ってもこのままですよ。

ところで、この病気は高齢者、基礎疾患のある人が重篤化しやすいことはご存知の通り。中には、死者が出る可能性はありますが、スポーツをやっている若者が死に至るケースはほとんどないと思われます。競技中に頭を打って死ぬとか、熱中症で重体になるとか、歩いてるところにに暴走車が突っ込んでくるとか、そういった事態の方が多そうな気がします(ここは個人的推測なので、そのまま鵜呑みにするのは危険ですよ..)。

インハイ中止に対して、偉い人がメッセージを出してますが、「皆さんの安全・安心、そして命を守ることを選んだ結果」だなんて(高校生の皆さんへ)、全くの嘘っぱち、よく言っても、事実誤認です。

もちろん、若者が高齢者に感染させれば、自分のじいちゃんばあちゃんを死なせてしまうことはあり得ますが、それはインフルだろうがなんだろうが同じことでもあります。何かに騙されている、あるいは間違った結論に引き摺られているんですよ。

結局、高齢者を守るために若者を閉じ込めたんですよ。世間体とか文科省に睨まれるとあれこれ批判されてめんどくさいとかそういう大人の事情だと思っていい話です。

とはいっても、決まったことは決まったことなので、次を見て切り替えていくべきです。

所詮、インターハイなどと言っても、長い人生を歩んでいく人にとっては、ただの一瞬です。ここで活躍してさらに大きく羽ばたいていこうとしていた一部の優秀な選手にとっては計画が頓挫して残念至極でしょうが、ほとんどの人にとっては青春の思い出ぐらいになるだけです。80歳になった自分を想像してみてください。自分はインターハイの全国大会で活躍したんだぞ!とか老人になってから自慢してたらただのバカです。そんな年になっても、まだそれしか自慢できないのかよ、で終わりです。そんなんじゃ誰も話を聞かないでしょ?

大切なことは、もっともっと先の未来をどう捉えておくのかです。どうしても目の前のことが重大事に見えてしまうものですけど、目標にしていたものがなくなればがっかりもするんだけど、もっと先のことを今のうちからあれこれ考えておく、今はその途中でしかないのだ、ということです。

そろそろ、この状況が当たり前になってきて、夏ぐらいには前とは違いつつも、プレーできる日常に移っていきます、多分。密集しての応援団とかはダメかもしれませんが、プレーできる日は訪れるでしょう。特にサッカーは屋外の広い場所で行うので、武道系とかモールを組むラグビーとかよりはるかに恵まれてます。

できれば、何らかの試合を各チーム1つだけでもいいから実施できるといいのに、と思ってましたが、これだけ長引くと、練習もろくにやれてないだろうから、逆に悪いものになってしまう気もしますね。

なんにせよ、今後の様々な分野での活躍を期待してます。

ponでした。

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