予選グループ
トーナメント
明成 0-1 聖和
前半(0-0)
後半(0-1)
キックオフ直後はお互いばんばん蹴ってるけど、ちょっと時間が過ぎて、聖和が後ろで回しつつポゼッションを高めようとして、そのうち、あっちもこっちも蹴っては押し返されての繰り返しに。。
タッチを割りそうなボールをぎりぎり追いついてライン上に止め相手のスローインにさせなかった#7には客席から拍手が湧く。ここで相手ボールにするかマイボールにするかっていうのはなかなか大切だし、そこをわかってるのも重要。
前半はお互いノーゴール。
後半はどっちもありそうな展開で、特に明成のCKが、バーをするーっと通っていったみたいな軌道で。もう少し低ければ入ってたかも。。
聖和、でっかく相手陣内に蹴って多少落ち着く。前半はここまで。
後半は明成ボールでキックオフ。
明成のロングボールに競り合おうとした聖和の選手が何かしらで痛めた模様。担架で運ばれ、救急車が呼ばれる事態に。。
聖和、左ペナエリア、縦パスに追いついて、後ろにショートパス、ダイレクトでふんわり蹴って、明成GKが懸命に書き出そうとするも、ネットを揺らす。聖和が先制。
その後は、聖和が攻めたて、給水タイム。
そのまま試合終了。聖和が決勝進出。
仙台育英 0-5 常盤木
前半(0-4)
後半(0-1)
常磐木があっけなく先制。その後は、サイドから攻め立てるも、育英が止める弾くタッチに蹴り出す、で常磐木が圧倒しているものの追加点がなかなか入らない。常磐木としてもどうしたものか、となっている印象。でも、愚直にやり続けるのが常盤木の凄さかも。
それでもやり続けた結果、左深く侵入し、ゴールラインに平行な鋭いクロスを入れ、走り込んだ選手がきれいに合わせ2点目。
裏を狙ったロングボールを確保し、豪快に3点目。そして4点目。常盤木の破壊力を見せつける。前半4-0。
後半、なんとなく落ち着き、育英も悪くない展開を見せるものの、どこかアバウトな感じで、ゴールは遠い。でも、給水まで両者ノーゴール。
その後、1点追加した常磐木が、そのまま決勝進出を決めた。
宮一 0-13 明成
前半(0-7)
後半(0-6)
去年も同じカードで、0-28でした。とてつもない進歩。失点が半分以下になった。
そんなことだけじゃなく、以前のドン引き戦術から、いわゆるサッカーっぽいサッカーになった。予選の時に変化があったのは、相手のサイドの裏のスペースを使うのが格段にうまくなっていたこと。前は、使えそうなタイミングでも、サイドは走らず、パッサーは出さず、だった。
今年のチームは競合相手でも、大きく蹴ってはラインをガッツリ上げるということをアタリマエとして実践していた。指導者の交代や、経験者の獲得によるものだと思いますが、未経験で入った選手たちの伸びがそれを支えているんでしょう。
まーただ、普通のサッカーになればなったで、上げたラインの裏を突かれるしね。素人っぽさというか、予測を超えるのは素人が一番あるから。はあっ??っていう驚きというか得体の知れない力がなくなってきてるので、前はサイドチェンジしようがフェイクを入れられようが、動かないことでやりづらさを感じさせていたけど、これからどうしていくかは難しいところ。
今日も、クロスに対して先に触れる位置取りをしていたけど、触らなかったのだが、その後ろにいた明成の選手も、諦めていたのにボールが通ってしまって対応ができなかった。
なんにしても、グループ首位の成績に恥じないプレーぶりではあった。でも差はまだまだ大きいよね。この先、経験者を増やしていくのか、一般入試での大学進学を考えている選手をがつがつ走らせてフィジカルを大きく伸ばすなんてことができるのかどうか。力をつけたらつけたで難しいことになるかも。
仙台育英 5-1 ウルスラ
前半(2-0)
後半(3-1)
成績上は2位だったが、地力はグループ1位じゃないかと思われるウルスラ。キックオフ直後に育英陣内に攻め込んだウルスラだったけど、その後は防戦一方。対処はできていたんだけど、裏のスペースにキーパーが飛び出し先に蹴ったゴールが寄せてきた育英選手にあたりそのままこぼれをドリブルで運ばれ失点。もったいないシーンではあったけど、蹴るまでの対応はいいものだったので、相手を外せればなーというところ。
でさらに、カットしたボールを縦パス。それが相手に簡単にとられ、2点目を献上。こういうところだと思う、強豪との違い。
後半は、風上に立ったこともあり、大きく裏に蹴る場面も出てきて、まだまだ結果が読めない展開だったんだけど、給水の後に崩れ倒した。連続2失点にさらに1失点。給水が恨めしい。
だが、ここで諦めないウルスラ。長いボールが風に乗り、左ポストに弾かれたが、詰めた選手が蹴り込んでゴール。点差はあっても、面白いゲームをしてくれた。このトーナメント1回戦は、やってうる方だけじゃなく見てる方も消耗するもんなんだけど、これだけの戦いを見せてくれて、気を抜く暇もなかった。
そして、このカードも去年と同じでした。7-0だった。失点も減り、得点もした。やはり4強を脅かす最右翼のチームといえますね。
合同 0-11 常盤木
前半(0-5)
後半(0-6)
さすがに、予選最下位だし、相手、常盤木だし、まー何十点とかかなーと予想していましたが豈図らんや(いや普段使わないんだけど思いついたので書いてみました)、攻められるけど弾く止めるで、給水までは1失点。でも給水後にCKからドンで2失点目。その後も失点を重ね前半は0-5。
後半も厳しい状況は変わらず、6失点。それでも、要所要所では、常盤木の攻撃を止めてたし、もう少しフィジカルがあって、前に速い選手がいればなーという思いはどうしてもある。前いたもんね、がーっと走ってドリブルで進んでシュートまで行く選手。どれだけ丹念に守って止めて弾いてをしても、前に出ていけないと、ずっと攻められつづけになっちゃう。
5チームの合同っていうのも練習の機会も少ないだろうから大きなハンデだし、難しいことだけど、常盤木相手に11失点で済んでるんだから相当すごいけどね。
全3試合に共通していたのはゴールキーパーの頑張りです。一女は、それほど強そうな感じではないけど、すんごい止めてたし、ウルスラと合同は本格派だった。攻められてたから目立ってたんじゃなくて、ちゃんといいトレーニングを積んできてるのがわかる出来栄え。
そしてもう一つ。あちこちの高校に経験者がくすぶってるんじゃないのかなーって思うんだけどどうなでしょう?もうやる気がないってことなら仕方ないけどやりたいけど女子サッカー部ないしっていう子をどうにか復帰させられないものかと。練習は近くの高校でやれて、大会はそういう彼女たちの合同チームでやるとかさー。ユニフォームは協会で用意するとか、クラファンで15万くらい集めてセカンドユニ作るとか、そういう企画も期待してます♪。
Jun 4, 2022令和元年と令和4年のプログラム比較。
聖和。細かいところはともかく、大きな変化はないかな。この後、令和元年版の順でいきます。
仙台育英。あんまり変わらないかな。と、ここで気づきました。元年は登録数20、4年は25になってますね。登録数25から当日20を登録するという方式になりました。FCみやぎが多い。地元主体ってことだね。今年の登録数は23。
明成。特別な違いはないと思う。学校名に仙台大付属が付いた。FCみやぎ多い。
常盤木。特に無い。普通に全国から集ってる。
東北生文。単独では無くなって合同入り。独特なフットボールで、色々なチームがあった方が面白いし、続けてほしかったけど。。
宮城第一(一女)。うーん、ここは上がったり下がったりな印象で、いい選手が来ればそれなり、来なければ厳しい結果になる。今年の前所属記載者は5名。
宮城広瀬。単独では無くなって合同入り。結果、公立の単独参加は宮城第一のみとなっている。
合同は、「聖ウルスラ、東北高、古川麗明」から「東北高、宮城広瀬、古川麗明、大崎中央、東北生文」に。聖ウルスラは単独参加になって、大崎中央が新たに合同に加入。
単独ではマイナス2、プラス1。全体では8チームから7チームに減。大崎の合同加入が良い変化だけど、いずれ単独参加に進めるのかどうか。他に参入できるチームができてくるのかどうか。宮城第一は1年生が2名だけで、先が見えない。
こんな感じですね。
1位:宮城第一
2位:ウルスラ
3位:合同
近年低迷していた一女、久々の1位通過。おめでとう!!。いつ以来かはわかりません。1位だったことがあるかどうかも、もはやあやふやです。公立の雄だったのが、公立校チームがどんどん消えてなくなってしまい、ウルスラの台頭もあって、厳しい状況にあったんですが、いい状態に戻してきました。ただ、1年が2名だけなので、予断は許しませんね。
ウルスラ 1-0 合同
前半(0-0)
後半(1-0)
立ち上がりから、技術レベルの高いウルスラが圧倒的に攻める。ポゼッションが高く、ほとんど合同サイドでのゲーム運び。だが、合同はよく集中して、外に弾く、縦に大きく蹴るを徹底。ゴールを割らせない。合同チームだけあって、各校指導者が各校の選手にコーチングをしているのが面白い。ウルスラは、両サイド共、ロングスローワーがいて、長く投げれば次は短いのも効果的となり、いいアクセントになっている。
前半はスコアレスで終了。ウルスラは、キーパーへのバックパスを、DF陣でショートパスを回して前に運んだりするので、技術は高いんだけど、合同がよく踏ん張ったし、時折、ウルスラサイドへのロングボールからチャンスを作りそうにはなっていた。合同に東北高がいるのが大きい気がする。東北魂。
後半も、イニシアティブを持つのはウルスラ。疲れが見えてきた合同もなんとか前に行きたいところだが、ばたばたして大きく蹴るのも難しくなり、それでも、身体を張ってボールを止めるし、背を向けた相手の前にするっと抜け出してパスをカットするシーンもよくあった。
ウルスラの#10のドリブルを、合同の#4がよく止めていて、ウルスラ#10は経験者、合同#4はそうじゃないと思うんだけど、大型の選手なので、見下ろす感じになってよく見えるのかなと思う。俊敏なタイプではないように見えるけど、ちょんとボールに触ってタッチに出すのも、度々。
粘っていた合同だけど、だんだん蹴ってもつながらず弾いても弾き返され、風下にいることもあって、自陣に張り付いた時間が増えていく一方。と、そんな瞬間に、ちょっと集中が切れたのか、ウルスラの選手(多分#12)が中央でキープ。寄せて身体で押さえ込みたいところだったが、シュートを放たれる。ミドルレンジからGKを越してゴールネットを揺らした。ウルスラが先制。合同は#10を中心に打開して、相手陣内に侵入しもう少しの場面もあったが、ゴールは遠い。そしてホイッスル。
ウルスラは技術が高く、圧倒していたものの、合同は粘りの守備と時折のカウンターで対抗。合同がよく頑張ったと言えると思う。
宮一 3-0 合同
前半(2-0)
後半(1-0)
前半から圧倒する宮一。合同は入りに失敗したか、後手後手な印象。序盤、GKのミスかと思われますが、宮一はゴールほぼ正面からのFKを獲得。これを壁の左を抜き、ゴールに突き刺すお見事なシュートで宮一が先制。動画を撮らなかったのは大失態です、まじで。
なかなか前に出られない合同でしたが、終盤は、宮一サイドに入り込むシーンもありつつ、押し戻され、または高速カウンターで大ピンチとなるもののシュートが左に外れ難を逃れる。
圧しまくる宮一は、何人かの中学サッカー経験者が躍動、相手のパスミスを拾って、ドリブルで中央を独走、これもしっかり決めて、2点目。
後半は、合同も立て直したものの、いったりきたり、サイドで固まって動けない、浮き球の連続で落ち着けないという、もどかしい展開が続く。そんな中、宮一は中央ペナルティエリアやや外で、ドリブルで何度か相手をかわし、シュート。これが入って3点目。この数年後退局面にあった宮一が新たなスタートを切った大会に見えた。宮一は、サイドでの攻防からバックパス、中央、逆サイドへの展開や、攻めでは再度のスペースを活かしていたり、GKへのバックパスも丁寧に味方に向けて蹴っていたり、この数年では最もレベルが高い印象。監督がサッカーの人らしく、そのへんの影響は大きそうだ。
合同は混成チームとしてどれだけ一緒に練習できているかが課題だと思う。一人ひとりは、そんなに悪くないと思うし、長いボールを蹴れる選手もいるし、熟成させるのは難しいか。登録メンバーが22名まで増えているので、もうひと踏ん張りでもう1チームができるかも、という期待があります。今日は白の東北ユニ、サブのサックスは古川黎明か?
ウルスラ 2-2 宮一
前半(1-2)
後半(1-0)
平日なので見てません。大雨の日のゲームで、両者大変だったと思います。近年、ウルスラのレベルが上がり、宮一はメンバーも減ってきていて、ウルスラ優位だろうと思ってましたけど、まったくそんなこともなかったようで、宮一は前半2ゴールでリード、後半、ウルスラが同点に追いつき、ここでタイムアップ。こういうゲームこそ観戦すべきなんですけどねー。